2016年10月10日月曜日

東京藝術大学音楽学部の田中志遠さんが制作されたZINE「アレ」の第一号にエレファントノイズカシマシのインタビューが掲載されています。
結成の経緯やこれまでの動向などが、これまでに世に出ているものの中で最も分かりやすくまとめられていると思います。
一冊300円で、郵送も行っているそうです。
自分が中継しますので、気になる方はこちらへメールください。
kusomamireore@gmail.com









ノイカシ物販にも届き次第並ぶことになるかと思いますので、お楽しみに!

以下、自分の語った部分の内容を抜粋したものを軽く載せておきます。


片岡:
でもあの方と俺らの違いっていうと、やっぱりスタジオワークの量ですかね。
ああいう方(他のノイジシャンを指して)って、スタジオで、こういう音。ってのをちゃんと構築してからやられると思うんだけど、我々はそれをしないですね。あくまで即興演奏。
今って、音楽を手元で作れる時代じゃないですか。DTMみたいなのがあった上で、「自分の音」みたいな、アバターみたいなのがあるじゃないですか。
俺らが即興演奏でやるのは、もっと生のものというか。あくまでその場で、そこの人(演者、客含め)との空気を感じて、そこで出すべき音はなんだろうな、とか考えるのが俺たちのやるべきことではないかなと。 



片岡:
でもこれは楽しみでもあって、今の(俺らよりもっと)若い世代の人たちって、音質とかに対しての価値観が我々と圧倒的に違うと思うんですよ。俺らってやっぱり、カセットとかで音楽を録ってた時代から、着実に進化して、今ものすごくハイレゾみたいなとこにたどり着いてるんですけど、今15歳とか高校生の彼らっていうのは、パソコンがあって、そこに打ち込みしたら最高の音質なんですよ。産まれた時から手元にそれがある彼らの作る音楽ってのは、この先どうなるんだろうって。 

田中:聴くときの解像度が違いますもんね。 

片岡:
そうそう。ノイズっていうのも、曲は録れたけど変なコンプレッサーかかってる、みたいな。カセットで録ったとき。
で、それが好きで聞いたり録ったりっていうよりは、それで作るしかなかったっていう。
で、そのできる範囲の最高音質としての、カセットだったりMDだったり、ってのを使ってた最後の世代だと思うんですよ、俺らが。
それが着実に進化して、今は我々もスタジオワークで録れるようになったんですけど、でも彼らはそのパソコンで最初からいい音が出る。
そうなったときに音質っていうのは、(彼らにとって)どういう考え方になってきてるのかな?って。
だから逆に言葉とかメロディとかに意識がいってるのはそれでなのかなとか思います。
もう最高を知ってるから、音、音質にこだわりってのがそんなにないのかな、逆に。
でもそういう人たちが作ってく音楽ってどうなっていくのかなってすごく興味があります。 



田中:
ノイカシ的にはパソコンは使わないんですね。

片岡:
使わないですね。Mac2台で出来ることを人間がやることに意味がある、筈なんですよ。
そこはなんというか、俺の「期待」ですね。
全く同じ音が出てても、
パソコンに向き合ってるのと、汗だくで動いているのとでは、
違わないと人がやる意味がないし、ライブをする意味がないし、そうあってほしい。

感動ってのはそこに生まれるんだと証明したいですね。







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